関連記事
人類初の月面着陸、アームストロング船長が死去
Image credit: NASA[写真拡大]
人類として初めて月面に降り立ったニール・アームストロング氏(Neil Armstrong)が8月25日に死去した。82歳だった。
同氏の家族によると、出身地の中西部オハイオ州で死去し、原因は心臓血管の手術に伴う合併症だったという。同氏は心臓が弱く、8月始めに心臓手術を受けていた。
アームストロング氏は海軍の戦闘機パイロットなどを経て、1962年に米航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士に選ばれ、ジェミニ計画に参加した後、アポロ11号の船長に任命された。
アポロ11号は1969年7月16日、サターンVロケットによって打ち上げられ、1969年7月20日に月面着陸に成功した。月着陸船に搭乗していたアームストロング船長は着陸から約6時間後、1969年7月20日22時56分(日本時間7月21日11時56分)、人類として初めて月面に降り立った。
月面に降りる時、アームストロング船長は「ひとりの人間にとって小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍だ。(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)」と述べ、歴史的な一歩を踏み出した。
写真=NASA。
■Neil Armstrong: 1930-2012
http://www.nasa.gov/topics/people/features/armstrong_obit.html
【関連記事】
・JAXA、ISS搭乗の日本人宇宙飛行士3人を認定
・ツイートして当てよう!「NHKスペシャル 宇宙飛行士はこうして生まれた 密着・最終選抜試験」DVDプレゼント
・NASA、商業有人宇宙輸送開発計画2の民間企業を選定
・ガガーリン、人類初の有人宇宙飛行から50周年
・アポロ1号の火災事故から44年
スポンサードリンク