東武鉄道、大宮から東京スカイツリータウンへの直通イベント列車を運行

2012年8月27日 18:25

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8000系リバイバルカラー車両(イメージ)(写真:東武鉄道)

8000系リバイバルカラー車両(イメージ)(写真:東武鉄道)[写真拡大]

 東武鉄道は、8月29日の東京スカイツリータウン開業100日にあわせて、8月29日~9月2日の5日間、東武野田線大宮駅から東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅へ直通するイベント列車を運行する。

 同イベント列車は、東京スカイツリータウン開業100日を記念し、さいたまエリアの顧客に東京スカイツリータウンへの便利なアクセスを提供するために運行するもので、大宮駅を出発すると、春日部駅より東武スカイツリーラインに乗り入れ、とうきょうスカイツリー駅まで乗り換えなしで行くことができる。

 運行に当たっては、1963年のデビュー以後約20年にわたって民鉄史上最多の712両が製造され、東武鉄道の主力車両として一時代を築いた8000系車両の中でも、デビュー当初の面影を残し鉄道ファンから“丸目”の愛称で親しまれている編成(8111号編成)を使用する。同編成は2011年6月をもって引退したが、東武鉄道の輸送の近代化に大きく貢献したことから、一般財団法人東武博物館にてデビュー当時のリバイバルカラーに塗装し、動態保存する。

 なお、東武鉄道は、今後とも、さいたまエリアから東京スカイツリータウンまでダイレクトに結ばれるこのルートを使って臨時列車を運行する予定。また、特別列車の導入も今後計画している。

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