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大日本印刷、太陽電池モジュールの変換効率向上に対応した部材3種を量産開始

裏面電極用バスラインシート(写真:大日本印刷)[写真拡大]
大日本印刷は8日、太陽電池モジュールの変換効率向上の動きが国内外で進んでいることに対応し、関連する製品のラインナップを充実させ、量産を開始すると発表した。
今回量産を開始するのは、高電圧下での電流の漏れ(PID:Potential Induced Degradation:電位誘発劣化)への耐性と紫外線(UV)域の光の透過性を高めた封止材「CVFシリーズ」、絶縁性と長期信頼性を高めたバックシート「NRシリーズ」、裏面電極(バックコンタクト)型の太陽電池に対応した「バスラインシート」の3製品。
大日本印刷は、国内外の太陽電池モジュールメーカーに今回量産を開始する製品を拡販していく。今後も、光の反射効率を高めて発電効率を向上するバックシートや封止材など、太陽電池モジュールの変換効率向上に対応した部材のラインナップの充実を図り、変換効率向上に取り組む太陽電池モジュールメーカーを積極的に支援していく。なお、大日本印刷は、これらの部材により、2014年度に200億円の売上を見込んでいる。
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