関連記事
歴史に数学的手法を用いて導き出された「暴動の周期」、2020 年に米国で暴動の波を予測
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
歴史は繰り返すとはよく言われるが、実際に米国では 1870 年、1920 年、1970 年辺りと 50 年おきに暴動がピークに達している。この「暴動の周期」によれば、次に米国を襲うことになる暴動の波は 2020 年辺りということになる。15 年かけて米国内の経済活動及び人口統計、暴動の勃発に関する歴史的記録を分析している、コネチカット大学人口動態学の Peter Turchin 氏は、次の暴動のピークが 2020 年頃になることを予測している (Nature News & Comment の記事、本家 /. 記事より) 。
この予測は cliodynamics と称する方法によって導かれている。これは、人間社会を形成する幅広い社会的勢力を特定してモデリングすることで、歴史に科学的手法を用いるというものである。2020 年にピークを迎えることになるだろう次の暴動の波は、「1870 年ほど酷くならないことを願うが、恐らく、少なくとも 1970 年頃くらいにはなるだろう」とのこと。
スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス | アメリカ合衆国 | 数学
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク