HTV3号機、国際宇宙ステーションとの結合に成功

2012年7月30日 11:00

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記事提供元:sorae.jp

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 7月21日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3)は日本時間7月27日23時34分、国際宇宙ステーション(ISS)との結合に成功した。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、HTV3号機の結合作業は7月27日21時頃に始まり、第32次長期滞在クルーの星出彰彦宇宙飛行士がISSのロボットアーム(SSRMS)を動かし、HTV3号機を把持した。

 HTV3号機は7月27日23時34分に「ハーモニー(Node 2:結合モジュール2)」に取り付けられ、7月28日0時22分に両モジュール間の共通結合機構(CBM)のボルトの締結が完了した。7月28日2時31分に電力・通信ラインの接続作業が完了し、HTV3号機とISSの結合に成功した。

 HTV3号機は7月21日にH-IIBロケット3号機によって打ち上げられ、2011年1月のHTV2号機に続き、3機連続成功となった。

 なお、今回のHTV3号機には食料、日常品、実験用品など、計4.6トンの補給物資が搭載されている。

 写真=NASA。

 ■宇宙ステーション補給機(HTV) - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA
http://iss.jaxa.jp/htv/

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