関連記事
【銘柄診断】任天堂は悪材料出尽くし人気を呼ぶ、個人投資家の値ごろ買いも増える
任天堂 <7974> (大1)は7月25日の8070円で底を入れ、出直り相場に転じてきた。
25日に発表された今2013第1四半期の業績は、営業損益が103億円の赤字(前年同期は377億円の赤字)となった。為替相場が円高に推移したほか、昨年夏に大幅な値下げをした携帯ゲーム機3DSの逆ざや状態が続き、減収、営業赤字につながったが、予想よりも赤字幅は小さかったとの見方から、株価は反発に転じてきている。
会社側では第1四半期の赤字の要因となった3DSの生産は足元では逆ザヤが解消しているとしており、黒字転換が近づいている感触だ。大画面化した3DSの新型機を国内外で投入するほか、有力ソフトの発売、3DS対応ソフトウェアのダウンロード販売開始、年末には据置型ゲーム機「Wii」の後継機「WiiU」の日米欧市場での発売などを控えており、先では期待材料が多い。
特に、ハードに比べ利益率の高いソフトの拡販は利益増に大きく貢献すると見られており、今3月期から業績は回復路線入りの公算が大きくなってきた。中勢波動では2007年11月の7万3200円からほぼ一貫した下降トレンドを描き、行き届いた整理をふまえ、ここ個人投資家の値ごろ買いが増えてきている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【上方修正銘柄】片倉チッカリンは純益上方修正で値ごろ割安株買いが再燃し反発(2012/07/27)
・【注目の決算発表】日立化成工業は安値から急反発、業績上方修正でV字回復を鮮明化(2012/07/27)
・個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/07/25)
・IRソリューション 個人投資家向け企業情報 Media-IR(日本インタビュ新聞社)(2012/07/25)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク