大塚製薬、中国・広東省にポカリスエットの第三工場を新設

2012年7月19日 20:09

印刷

広東飲料第二工場内、見学者通路画像(写真:大塚製薬)

広東飲料第二工場内、見学者通路画像(写真:大塚製薬)[写真拡大]

  • 広東飲料第二工場内、見学者通路画像(写真:大塚製薬)

 大塚製薬は19日、同社の中国現地法人が、広東省江門市に2つ目となるポカリスエットの新工場を設立し、今回竣工式を行ったと発表した。中国での生産拠点は天津を含め合計3工場となり、拡大する需要に対応するとともに、上海市、広東省での販売強化、拡大を目指す。

 大塚製薬は、日系の医薬品企業として初めて、31年前に中国へ輸液事業で進出した。その後、医療関係者を中心に市場で培った信頼をベースとして、2003年にポカリスエットの発売を開始。現在では9年間で売上が約13倍(本数ベース)に伸張している。

 なお、新工場は、新たな需要の対応に加え、中国では珍しい地域に開かれた「楽しく学べる工場」をコンセプトとして、見学者のための広い見学通路、見学者向けプレゼンテーションルーム、ポカリスエット展示館を備えている。

関連記事