見つかった「ヒッグス粒子」、ひとつの粒子ではない可能性

2012年7月12日 18:03

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記事提供元:スラド

Wingard 曰く、 先日、「ヒッグス粒子らしきもの」が発見されたことが世界中を驚かせたが、これについて「発見されたものはヒッグス粒子ではない」という可能性を唱える研究者がいるという(GIZMODO)。

 この意見を主張している研究者は、イリノイ州アルゴンヌ国立研究所のイアン・ロウ氏とジョセフ・リケン氏、ゲーブ・ショーネシー氏。彼らによれば「ヒッグス粒子が存在している証拠とされる現象(スカラー共鳴)」は、別の粒子2つあるいは3つの粒子の組み合わせを想定した場合と同等、という。

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