日産、EV商用車「e-NV200」の投入に向けた実証運行をフェデックスと開始

2012年7月11日 16:46

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フェデックス向けモニター車(画像:日産自動車)

フェデックス向けモニター車(画像:日産自動車)[写真拡大]

 日産自動車は11日、フェデラルエクスプレス(フェデックス)と協働で、多目的商用バン「NV200」をベースとした100%電気商用車「e-NV200」の発売に向けた実証運行を、7月中旬より実施すると発表した。

 今回の実証運行では、7月中旬からの1ヵ月間、日産が貸与した「e-NV200」のテストカー1台をフェデックスがおもに横浜地域での配送車両として活用し、国際航空貨物のデリバリー業務における実用性を確認する。フェデックスとは、昨冬欧州において同様の実証運行をすでに実施しているが、今回はそれに続くものとして国内で実証を行う。

 100%電気商用車「e-NV200」の将来の市場投入に向けては、すでに複数の大手フリート企業と実証運行を実施してきており、2012年に入ってからは、日本においてイオンリテールと、また欧州ではブリティッシュガスなどとの実証運行によって得た貴重な意見を、同モデルの開発に反映している。

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