ホンダなど、熊本・阿蘇地域でEVとPHVによる観光レンタカー実証実験

2012年7月5日 20:34

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熊本県 観光レンタカー実証実験イメージ(画像:ホンダ)

熊本県 観光レンタカー実証実験イメージ(画像:ホンダ)[写真拡大]

 ホンダは5日、熊本県とニッポンレンタカーサービスや全日本空輸(ANA)と共同で、阿蘇くまもと空港を起点とする阿蘇地区を中心とした熊本県内で、電気自動車(EV)およびプラグインハイブリッド(PHV)車を使った観光レンタカーの実証実験を、2012年9月より開始すると発表した。

 今回の取り組みは、熊本県とホンダが2010年に締結した「次世代パーソナルモビリティーの実証実験に関する包括協定」に基づき、新たに観光レンタカー分野においてニッポンレンタカーとANAが加わり、ANAホームページで限定販売されているWeb専用旅行商品「旅作」のプランにて、実証実験車をモニターしてくれる顧客を募集するもの。

 顧客にニッポンレンタカー熊本空港営業所で実証実験車をレンタルして利用してもらうと同時に、EVおよびPHV専用のインターナビソフトを体験してもらい、車両貸し出し時と返却時にアンケートや意見・感想を記入してもらうことで、今後の「EV・PHVタウン構想」の実現と熊本・阿蘇地域観光開発に活用していく。なお、次世代パーソナルモビリティー実証実験車レンタカーは無料のオプションとなっている。

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