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植物の葉は根になれなかった「失敗作」だった?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東京大学の研究グループが、植物の「葉」ができる詳しい仕組みを解明したという(NHKニュース、東京大学のプレスリリース、論文概要)。
それによると、「植物の『葉』は『根』になれなかったいわば『失敗作』」らしい。研究グループが実験用に作成した「シロイヌナズナ」の突然変異体を調べていたところ、本来、葉となる部分に「根や、葉と根の中間的な特徴を示す構造」ができることを発見したという。より詳しく調べたところ、2種類の遺伝子が子葉のアイデンティティーを制御しており、これらの遺伝子の機能が失われると根ではなく葉になってしまうことが分かったという。
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