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オリンパス、工業用ビデオスコープや顕微鏡の新製品を発表
オリンパスは2日、鋳物(いもの)部品や金型、各種極細チューブなどの狭い箇所の検査に適した工業用ビデオスコープの新製品として、「IPLEX TX」を同日から世界同時発売すると発表した。
工業用ビデオスコープ「IPLEX」シリーズは、オリンパスの非破壊検査機器分野において、高い機動性と高品位画質、多彩な機能による正確な検査が特長の製品群。
今回発売する「IPLEX TX」は、同シリーズにおける新製品で、スコープ先端に湾曲機構を搭載した工業用ビデオスコープにおいて世界最細となる直径2.4mmを実現し、耐こすれ強度が従来比200倍という高い耐久性も備えている。さらに、6.5型の薄型ワイドLCDモニターを搭載し、検査対象物を明るく鮮明に映し出す。
また、オリンパスは、生きたまま細胞を観察する"ライブセルイメージング"に適した顕微鏡の新製品として、倒立型リサーチ顕微鏡IX3シリーズ「IX83」、「IX73」、「IX53」と、新開発の対物レンズ5本を発売すると発表した。同日から日本を含むアジア地域で販売を開始し、順次世界で販売を展開していく。
今回発売するIX3シリーズ「IX83」、「IX73」、「IX53」は、前機種IX2シリーズ「IX81」、「IX71」、「IX51」のフルモデルチェンジをしたシリーズで、システムが自由に組み合わせ可能なデッキ構造を新たに採用し、さらに拡張性を高めた。オリンパスのイメージングソフトウェア「cellSens(セルセンス)」を活用することで、快適な操作性を実現すると共に、新たに開発した対物レンズとの組み合わせにより、さらに高度な観察を実現した。
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