ローソン、太陽光発電システムを2年で2000店舗に導入

2012年6月29日 16:41

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 ローソンは29日、今年9月より、店舗の屋根への太陽光発電システム設置を開始すると発表した。発電量の多い地域を優先し、順次設置していく。今年度中に1,000店舗、来年度中に1,000店舗の合計2,000店舗に導入する予定。今回の取り組みは、7月1日から施行される再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に合わせ、発電した電力を売電するためのもの。電力会社申請許可後の10月より売電を開始する予定。

 今回1店舗に設置する太陽光発電システムでは、売電用の10kW(5kW×2系統)と店舗使用の2kWの合計12kWの発電が可能で、電力量は年間約11,000kWhとなる。店内には発電量が表示されるモニターを設置し、リアルタイムで確認することができる。また、インターネット上でも発電量を確認できるため、本部でも稼働状況を管理することができる。

 なお、今回導入する太陽光パネルについては、ソーラーフロンティアとパナソニックのものを採用する。理由については、「国内メーカーの太陽光パネルは、発電効率が高く、施工体制や保守体制に優れているため」としている。

 これまでローソンは、環境配慮店舗での「太陽光発電」や「リチウムイオン電池」などの実験を行ってきた。現在、全国20店舗に太陽光発電システムを設置している。

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