著作権法改正案が衆院で可決。DVDのリッピング違法化や私的違法ダウンロードの刑事罰化などを盛り込む

2012年6月16日 11:35

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記事提供元:スラド

kieru_haim 曰く、 DVDのリッピング違法化や私的違法ダウンロードの刑事罰化を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆院本会議で可決されました(INTERNET Watchの記事CNET Japanの記事ITmediaの記事)。

これまでは市販DVDビデオなどで使用されているCSSによる暗号化はアクセスコントロール手段とされており、自分が購入したDVDをリッピングする行為は私的複製として認められていました。改正案では技術的保護手段にCSSが追加され、これを回避してDVDをリッピングすることは私的複製の範囲外として違法行為になるそうです。

 CSSを回避してDVDをリッピングする行為自体に罰則は設けられないが、ソフトウェアや装置の提供は刑事罰の対象となる。なお、私的違法ダウンロードの刑事罰化は政府案に含まれていなかったが、衆院文部科学委員会での審議終了後、採決直前になって自公が修正案を提出。賛成多数で可決されたとのこと。

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