キヤノン、初心者向けデジタル一眼レフ「EOS Kiss X6i」を発売 AF性能が向上

2012年6月8日 16:24

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「EOS Kiss X6i」(画像:キヤノン)

「EOS Kiss X6i」(画像:キヤノン)[写真拡大]

 キヤノンは8日、静止画・動画共にAF性能を大幅に進化させた、エントリーユーザー向けデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X6i」を、6月下旬より発売すると発表した。「EOS Kiss X6i」は、従来機種「EOS Kiss X5」(2011年3月発売)の後継機種で、静止画・動画共にAF性能が飛躍的に向上していることに加え、高速連写性能や画質も大きく進化しているのが特徴。

 具体的には、ファインダー撮影時には、全9点でクロス測距が可能なAFセンサーをEOS Kissシリーズとして初めて搭載したことにより、構図に関わらず被写体パターンに影響されにくい優れた被写体捕捉力を発揮する。また、ライブビュー撮影および動画撮影時には、コントラストAFとCMOSセンサーによる位相差AFを併用した新開発の「ハイブリッドCMOS AF」の採用により、従来機種に比べピント合わせが高速化している。さらに、動画サーボAFを新たに搭載したことで、動画撮影時に動く被写体にもスムーズにピントを合わせ続けることが可能。

 また、新開発のAPS-Cサイズ、約1,800万画素のCMOSセンサーと、DIGIC 4の約6倍の処理速度を持つ新映像エンジンDIGIC 5の搭載により、最高約5コマ/秒の高速連写と高画質の両立を実現。さらに、常用ISO感度が最高ISO12800(拡張ISO25600)まで拡大したことで、暗いシーンや動体撮影時においてノイズや手ブレ・被写体ブレを抑えた画像を得ることができる。

 バリアングルタッチパネル液晶モニターを搭載したことにより、各種撮影設定やAFフレーム選択、撮影後の画像再生時の拡大/縮小などの操作を直感的で簡単に行うことも可能。

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