Google Chrome、世界シェア一位に

2012年5月23日 12:50

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記事提供元:スラド

 taraiok 曰く、

 Chrome は登場から 6 か月で Mozilla Firefox を超え、世界第 2 位のブラウザになった。そして先週の日曜日についに Microsoft の Internet Explorer を超えて、世界で最も使用される Web ブラウザとなった (International Business Times の記事本家 /. 記事より) 。

  Statcounter による 2011/5 〜 2012/5 の調査によれば、43.9 % あった Internet Explorer の世界シェアは、31.4 % にまで減少している。一方、Google Chrome は同じ調査期間内で 19.6 % から 32 % に世界シェアが上昇中だ。Internet Explorer はまだ米国内では No.1 の地位にいるが、2012 年 2 月以降、37.8 % から 30.9 % に暴落、一方で Google Chrome は 23.8 % から 27.1 % に増えている。現在のペースであれば、米国内でも 6 月末までに Internet Explorer を Chrome が抜いていくことになるだろうとしている。

 なお、Internet Explorer の利用者数が多いのはアジアや南アメリカである。アジアでは日本が 50 % 以上、中国では 72.3 % という非常に高いシェアを持っている。しかし、その中国でも昨年度は Internet Explorer の市場シェアが 86.9 % あったのに対して 72.3 % へ落ち、一方で Chrome の利用率は 4.8 % から 13.5 % に増えてきていることから、ブラウザ市場が Chrome への転換する傾向に向かっていることは間違いないだろう。

 電子証明書方式のオンラインバンキングは、IE 以外で使えないところが多いのでなんとかしてほしいものだ。

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