【銘柄フラッシュ】マツダが急動意となり戸田工業は急伸しグリーは小幅高

　　２３日後場は、昼前に日銀が金融緩和を見送りと伝えられてユーロ安・円高が進んだため、一段下押す相場。東証１部の売買代金１位はトヨタ自動車 <7203> となり前引けは堅調だったものの軟調に転換し０．５％安。売買代金２位は三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ <8306> となり０．９％安。

　　マツダ <7261> は昼のＮＨＫニュースで伊フィアットとの提携観測が伝えられ急動意となったものの、円高が圧迫になり１．０％高。

　　グリー <3632> は小動きにとどまり０．２％高。ディー・エヌ・エー <2432> はジリ安基調で４．５％安。例の「コンプリートガチャ」（コンプガチャ）問題を受け、クレディ・スイス（ＣＳ）証券が両銘柄とも投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げたと伝えられた。

　　東証１部の値上がり率１位は前引けと同じくピーエス三菱 <1871> となり橋梁・高速道などの老朽化改修を思惑材料に一昨日の急伸再来と反騰したものの前引けの１４．１％高からはダレ模様になり９．６％高、２位も前引けと同じ戸田工業 <4100> となり電気自動車の充電システムの規格や大阪府大の次世代電池開発などが思惑視され一段伸びて８．７％高、３位にはフランスベッドホールディングス <7840> が入り自社株買いを好感し６．３％高。

　　大阪製鐵 <5449> （大１）は新日本製鐵 <5401> 系で中国でのステンレス工場を思惑材料に東証で５．６％高となり大証では２．４％安、新明和工業 <7224> は自己株の消却を好感し４．９％高となった。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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