ハイブリッド型総合書店「honto」が誕生、電子書籍と紙の書籍を販売

2012年5月18日 11:15

印刷

「honto」ウェブサイト トップ画面(画像:大日本印刷)

「honto」ウェブサイト トップ画面(画像:大日本印刷)[写真拡大]

  • 「honto」ハイブリッド型電子書棚(画像:大日本印刷)

 大日本印刷(DNP)、NTTドコモ、丸善CHIホールディングスの共同事業会社であるトゥ・ディファクトは、「読みたい本に必ず出会える」、「読みたい本を読みたい形で読める」というコンセプトのもと、電子書籍と紙の書籍を販売するハイブリッド型総合書店「honto」として、DNPグループのオンライン書店「ビーケーワン(bk1)」のサービスを統合し、5月17日に新たなサービスを開始した。

 「honto」は、2010年からスマートフォンやタブレット端末に向けた電子書籍配信サービスを開始し、コミックから文芸・ノンフィクション、ビジネス書など数多くのジャンルの本を取り揃え、取扱い書籍数は国内最大規模の電子書店となっている。一方「bk1」は2000年にサービスを開始したオンライン書店。今回、サービス開始当初より構想していた「honto」と「bk1」のシステムとサービスを統合し、電子書籍と紙の書籍を同時に取り扱うとともに、リアル書店とも連携したハイブリッド型総合書店サービス「honto(ホント)」に発展させ、新たにサービスを提供していく。

 新しくなった「honto」では、リアル書店の丸善、ジュンク堂、文教堂と「honto」のサービスを連携し、共通で利用できるポイントサービスや電子本棚機能、総合ランキング情報などを提供していく。

 なお、2011年1月にドコモのスマートフォン向けに開設した電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」は、名称を「honto」に変更し、今後新サービスを提供していく。

関連記事