コンビニ店舗にEV用急速充電器設置へ、中部電力とコンビニ各社が合意

2012年5月17日 18:55

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コンビニエンスストアへの急速充電器設置イメージ(画像:中部電力)

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 ココストア、サークルKサンクス、セブン-イレブン・ジャパン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン、中電オートリース、中部電力の9社は17日、コンビニエンスストアに電気自動車(EV)用急速充電器を設置し、EVユーザーに利用してもらう取り組みを進めることについて本日合意したと発表した。生活に密着し、かつ24時間365日利用できるコンビニエンスストアへ急速充電器を設置することはEVユーザーの利便性を大きく向上させることになり、EV普及を後押しすると考えられる。

 9社は、愛知県内の21箇所のコンビニエンスストアの店舗駐車場に急速充電器を各1基設置し、中部電力の業務用EVの充電ポイントとして利用するとともに、会員制急速充電サービスに参加し、広くEVユーザーが利用できる充電ポイントとする。なお、急速充電器の設置および維持管理は中部電力の子会社である中電オートリースが行い、今秋以降の利用開始を予定しているという。

 9社は、愛知県内の急速充電器の設置数を増加させることで、愛知県および中部地域のEVユーザーの利便性向上を図るといった直接的な効果だけでなく、今回の取り組みを発端に急速充電器導入モデルが広がり、全国のEVユーザーの利便性向上、ひいてはEVの普及拡大に繋がることを期待しているという。

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