ドコモ2012夏モデルのスマホ16機種、「使い方」で選べる機種を拡充

　NTTドコモは16日、2012夏モデルのラインアップとして、話題の「GALAXY S III」や「Xperia」などスマートフォン16機種を開発し、6月以降に順次発売すると発表した。

　今回開発したスマートフォン16機種、タブレット1機種は、すべて最新OSのAndroid4.0を搭載している。ブラウザの表示処理の高速化や機能向上により、Webサイトの閲覧もより快適になる。

　さらに、高画質・大容量の動画コンテンツも快適に楽しめる受信時最大75Mbpsの高速データ通信サービス「Xi」に、新たに11機種のスマートフォンが対応。「docomo NEXT series」の全8機種に加え、今回は「docomo with series」にも対応機種が拡大している。薄型・コンパクトなXiスマートフォンも登場し、選択の幅が広がった。また、Xi対応のスリムでスタイリッシュなモバイルWi－Fiルーターも追加する。

　加えて、今年4月1日に開局したスマートフォン向け放送局「NOTTV」の番組が楽しめる、モバキャス対応スマートフォン・タブレットが新たに5機種加わった。

　また、ドコモのスマートフォンで初めてクアッドコアCPUを搭載した「ARROWS X F－10D」をはじめ、高性能のCPUを搭載した機種が大幅に増えた。高画質の動画をストレスなく視聴できるほか、各種アプリの動作もスムーズになり、「Xi」の高速通信やスマートフォンの良さを存分に楽しむことができる。

　ディスプレイサイズは3インチ台から5インチ台まで幅広いサイズのスマートフォンを取り揃え、使い方や好みに合わせて選べるラインアップとなっている。3インチ台のスマートフォンは、コンパクトながら「Xi」対応やミュージックプレーヤーなど機能面も充実している。5インチ台のスマートフォンは、大画面でWebサイトや資料の閲覧、動画視聴がしやすくなっている。特に「Optimus Vu L－06D」は縦横比が文庫本やノートと同じ4：3で、電子書籍や文書が閲覧しやすい形状になっている。

　そのほか、2012夏モデルでは2機種のコラボレーションモデルを開発した。外観デザインだけでなくコンテンツも含めたコラボレーションを実現している。「F－09D ANTEPRIMA」はファッションブランド「ANTEPRIMA」とのコラボレーション第2弾。また、「L－06D JOJO」は大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボレーションモデル。

　さらに、顧客ニーズの高い防水、おサイフケータイ、赤外線、ワンセグは標準的な機能として搭載機種を大幅に拡大した。