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恐竜のゲップが温暖化を引き起こした?
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、
恐竜たちの作り出すガスが古代の地球の温暖化を進めた可能性があるという (Telegraph の記事、本家 /. 記事より) 。
現在でも牛や山羊などの反芻動物が、ゲップなどによる大量のメタンガスを排出していることは知られている。米環境保護局 (EPA) によると、牛の出すゲップやおならは米国のメタン排出量の約 20 % を占めているという。英リバプール・ジョン・ムアーズ大学の生態学者 Dave Wilkinson 氏は、巨大な恐竜時代の竜脚類の場合は、もっと大きなメタンを生成し中生代の気候変動に重要な影響を与えていたのではないか、という考えに至ったとのこと。
この中には全長 150 フィート (約 45 m) 、体重 45 トンもあるディプロドクスなども含まれる。同氏の計算によれば、これらの恐竜のメタン排出量は、1 年当たり約 4 億 7200 万トンになっていたと想定されるという。Wilkinson 氏は、中生代の地球の気温は現在よりも 10 ℃程度暖かかったが、竜脚類の出すメタンが原因だった可能性がある。そして、現代の陸生動物の発展に結びつく要因となっていたかもしれないとしている。
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