トリンプ、世相反映ブラジャー最新作を発表　金魚鉢デザインの冷感ブラ

　トリンプ・インターナショナル・ジャパンは9日、世相を反映させたユニークなブラジャーの最新作「スーパーCoolブラ」を発表した。同社では毎年その年の時流や話題をテーマに、自由な発想でつくられたオリジナリティあふれるデザインのブラジャーを発表している。

　今回は猛暑に加え、昨年に引き続き電力不足による節電が必至の日本の夏の暑さ対策として、「五感でクールに美しく節電」をテーマに、電力を使わず「五感」で涼しさを感じることができる機能や日本古来の納涼の知恵を盛り込んだ、トリンプ「スーパーCoolブラ」（非売品）を製作した。

　トリンプ「スーパーCoolブラ」は、ブラジャーのカップ部分に凍らないジェル素材を使用。ブラジャーを冷凍庫に一定時間入れるとカップの凍らないジェルが柔らかいまま凍結し、着けた時にひんやりした体感（触覚）が得られるスーパー接触冷感ブラジャー。カップは金魚鉢をイメージしたデザインを採用し、視覚的にもクールに仕上げた。

　また、ブラジャーのサイドボーンには、ミニ扇子とミニ柄杓（ひしゃく）を装備。バストを脇から寄せてボリュームアップするだけでなく、暑いときにはいつでも扇子であおいだり、打ち水をしたり、日本ならではの納涼グッズとして活躍する。さらに、ブラジャーのセンターにはミントの葉付きの風鈴を飾り、嗅覚と聴覚で涼しさを演出している。

　ボトムは、軒先に下げて涼しい風を通す日本の伝統的な納涼素材であるすだれと、夏の夜に窓を開け放して寝ても虫や蚊を寄せ付けない安眠グッズ蚊帳の素材を使ったスカートをデザイン。それぞれミニすだれ・ミニ蚊帳として実際に使用可能。また、ボトムのサイドにはハッカ飴と塩飴を入れた巾着が付いており、味覚で猛暑をしのぎ、汗をかいた時の塩分不足も補える。さらに、コーディネートショーツにはショートサポートショーツを使用し、ヒップ部分には暑いときに凍らないジェルパッドを入れることができるハートポケットが付いており、涼しいだけでなく見た目にもキュートに仕上がっている。