シャープ、ロボット家電「COCOROBO」を発売 第一弾は掃除機

2012年5月8日 12:13

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ロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」(画像:シャープ)

ロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」(画像:シャープ)[写真拡大]

 シャープは8日、「人工知能」、「音声認識」、「センサー」、「スマートフォン連携」などの先進機能により、快適で安心感のある暮らしを提供する「ロボット家電」を提案すると発表した。近年、単身・共働き・高齢世帯が増加する中、「家事を低減・代行する家電」に加え、「生活に安心を提供する家電」へのニーズが高まっており、シャープは、人とコミュニケーションするロボット家電事業で新しい市場を切り拓くことを目指す。

 第一弾として、掃除機能と「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載し、部屋をキレイにするロボット家電「COCOROBO(ココロボ)」(RX-V100)を発売する。

 同商品は、人工知能「ココロエンジン」を搭載し、充電量や掃除の状況に応じた多彩な反応が楽しめ、音声認識「ボイスコミュニケーション」機能による対話操作も可能。また、無線LANと接続し、内蔵カメラで撮影した画像をスマートフォンで確認できる。例えば、ペットや部屋の様子などを外出先から観察可能。さらに、シャープ独自の「強力吸じんシステム」により、フローリングの目地に詰まった細かなゴミまで吸い込むほか、超音波センサーで障害物を検知して賢く自由に動き回り、プラズマクラスターイオンを部屋に放出する。

 また、「ココロエンジン」と「強力吸じんシステム」、「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載したRX-V80も発売する。発売日は6月上旬。

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