ガイア理論のラブロック氏が間違いを認める、「気候変動の予測が行き過ぎていた」

2012年4月27日 11:20

印刷

記事提供元:スラド

 eggy 曰く、

 地球を一つの大きな生命体と見なす「ガイア理論」で知られるジェームス・ラブロック氏は、著書「ガイヤの時代」が出版された 2006 年に、このまま地球温暖化が進めば「今世紀末までに何十億もの人が死に、ほんの数組の男女だけが北極で生き延びる」と述べていた。だが MSNBC との電話インタビューで、当時の「予測は行き過ぎていた」と述べ気候変動の「alarmist (人騒がせな人物)」だったことを認めた (MSNBC の記事本家 /. 記事より) 。

 氏は、地球温暖化が急激に進み「今頃は世界がこんがり灼かれるまでの中間地点に達していたはず」だったが、「2000 年から 12 年という十分な年数が経っても、気温はほぼ安定していた」と述べ、潔く間違いを認めたとのこと。

 また自身以外にも「alarmist」として、「不都合な真実」のアル・ゴア氏や、「地球を殺そうとしている私たち」のティム・フラナリー氏の名前を挙げていたという。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | サイエンス

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事