沈没したタイタニック号は30年以内にバクテリアによって分解される

2012年4月27日 07:00

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 カナダの微生物学者が、「沈没した豪華客船タイタニック号はバクテリアによって分解されている」ことを発見したそうだ。(AFPBBニュース)。

 1991年の調査では、つららのような形状の「さび」が船体からぶら下がるように形成されていることが確認されたという。今までこの「さび」は鉄が酸化した結果生成されたものではないかと思われていたが、今回この「さび」は海中のバクテリア活動した結果に生まれたものだということが分かったそうだ。このバクテリアは船体の鉄分をこのような「さび」に変えてしまうとのことで、過去と最新の船体の写真を比較検証すると、20~30年後には船体はこのような「さび」の塊になる可能性があるという

 今年は豪華客船タイタニックが沈没してから100年目にあたり、さまざまなイベントなどが催されているが、30年後にはこうしたイベントは盛り上がらないかもしれない。

 スラッシュドットのコメントを読む | idleセクション | idle

 関連ストーリー:
タイタニック関連ドキュメント、オンラインで限定公開 2012年04月12日
タイタニック号沈没の原因は月の接近 2012年03月10日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事