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空気から水を抽出。電源は風力から
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 フランスのEole Water社では、空気中の水蒸気を凝縮して飲料水を作る装置を開発。現在UAEのアブダビ市郊外、ムサファ地区でテスト中だ(Eole Water - ongoing projects、geek.comの記事、本家/.)。
Eole WaterのMarc Parent氏が空気中の水蒸気から飲料水を作ることを考案したのは、およそ15年前。エアコンの排水に発想を得たものだという。Parent氏は研究を重ね、風力発電装置に組み込むことで外部電源を必要としない「WMS1000 wind turbine」を開発した。稼動に必要な風速は最低7m/s。ムサファでは1日に最大800リットルの飲料水を生産できているという。集められた水は紫外線処理を含む5段階の処理を経ることにより、WHOの飲料水水質ガイドラインをクリアしているとのことだ。
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