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全日本空輸(ANA)は17日、最新のボーイング787型機を使用し、世界で初のバイオ燃料搭載機による太平洋横断フライトを実施すると発表した。ANAが受領する7号機目の787にバイオ燃料を搭載し、米国ワシントン州エバレットから羽田へのデリバリーフライトとして実施する。環境負荷の低い787とバイオ燃料の相乗効果により、ボーイング767型機と比べ約30%のCO2削減を見込んでいるという。
ANAは同フライトを「ANA FLY ECO 2020 - もっと、ずっと、青い空へ-」の取り組みの一環とし、環境課題への取り組みを進め、「エコ・ファースト企業」として地球温暖化抑制のために挑戦を続けていく。今回搭載するバイオ燃料は使用済み食用油を主体としており、既存の石油由来のジェット燃料(ケロシン)にバイオ燃料を15%混合する予定。
なお、今回のフライト限定の対応として、ボーイング社デザインによるバイオ資源由来の航空燃料と航空会社の結びつきを象徴した「Sustainable Aviation BIOFUEL」のロゴマークを取り付ける。
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