米 4 大キャリア、共同で盗難データベース作成

2012年4月13日 10:50

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記事提供元:スラド

 taraiok 曰く、

 アメリカの泥棒にとって、携帯電話やスマートフォンを盗んで闇市場に流すのは簡単でなおかつ儲かることらしい。この現状を打開するために、米 FCC (連邦通信委員会) はアメリカの 4 大キャリアである Verizon Wireless、Sprint、AT&T、T-Mobile と協力して盗難電話の統合データベースを共同で作成する。これにより盗難電話の追尾をしたり再利用できなくすることで盗難抑止につなげたいとしている (Macworld の記事WirelessWireNews の記事本家 /. 記事より) 。

 この盗難データベースは 18 か月以内に作られる予定。計画では 4 大キャリアが 6 か月以内にそれぞれに盗まれた携帯電話などのデータベースを作成、盗難電話を機能不能にするためのプログラムなどを作る。そのあと約 12 か月間でキャリアと FCC が共同してデータベースを統合する。これにより SIM などを入れ替えてキャリアが変更された場合でも端末の利用が停止できるようになるという。

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