三菱自、電動車両開発拠点「EV技術センター」を愛知県岡崎市に新設 

2012年4月12日 16:22

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 三菱自動車は12日、同社の電動車両開発拠点となる「EV技術センター」を新設し、今年5月より運用を始めると発表した。

 名称は「三菱自動車EV技術センター」で、所在地は愛知県岡崎市仁木町、敷地面積は5万6,084.06m2。従業員数は約60人(12年度末計画、関連会社社員含む)。主な機能は電池開発及び評価、モーター試作及び評価、ユーザビリティ評価など。

 三菱自動車は、2009年7月に世界初の量産型電気自動車(EV)となる「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発売して以降、そのさらなる性能向上に加え、新型EV車種の追加やEV技術を応用したプラグインハイブリッド(PHEV)技術の新開発など、EVリーディングカンパニーとして電動車両の展開を着実に拡大させている。

 これらの電動車両の開発は、これまで三菱自動車の主要R&D拠点である「技術センター」(所在地:愛知県岡崎市橋目町)内に分散する開発・試験設備等を用いて行われてきたが、今回「EV技術センター」を新設し、電動車両コンポーネント開発機能の一部を集約することで、開発効率の向上並びに開発スピードの加速を実現していく。

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