富士通研、人手による校正履歴を用いた日本語自動校正技術を発表

2012年4月10日 11:50

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記事提供元:スラド

 apt 曰く、

 富士通研究所は、人が校正した文章の履歴を使って文章校正を自動的に行う技術を開発したそうだ (富士通研究所のプレスリリースクラウド Watch の記事より) 。

 近年、中国を中心にオフショア開発が増加しているが、外国人にとって日本語の執筆は難しく、「て」「に」「を」「は」などの助詞の誤り、用語の使い方の誤りなどがしばしば発生する。これを校正する日本人担当者の仕事を代替し、外国人執筆者が効率的に校正できるシステムが求められていた。そこで、過去の校正履歴を用いて似たような誤りを自動で検出、修正する技術を開発したとのこと。

 昨日、Lenovo IdeaPad のマニュアルの日本語がひどいというストーリー (/.J 記事) が掲載されていたが、こういう技術を使えば少しはマシなマニュアルを書けるようになるのだろうか。

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