産総研、光の照射で可逆的に液化/固化する新材料を開発

2012年4月8日 18:23

印刷

記事提供元:スラド

tamo 曰く、 波長を制御した光を照射することにより、室温で可逆的に液化/固化する新材料を産総研が開発した(プレスリリース毎日jpの記事)。

新材料は糖アルコール骨格と複数のアゾベンゼン基を組み合わせた液晶性物質を用いたもの。紫外光を照射することで液化、可視光を照射することで固化させることが可能だという。繰り返し使用可能な光制御接着剤などへの応用が期待されるとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | テクノロジー | サイエンス

 関連ストーリー:
ヤモリテープ、分析用途で実用化 2012年03月04日
産総研、有機半導体単結晶薄膜の印刷に成功 2011年07月17日
強力な粘着力を発揮するヤモリの足式粘着材、カーボンナノチューブで実現 2008年10月14日
「カウロバクター・クレセンタス」は自然界最強の接着剤 2006年04月14日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事