KDDI、データ通信混雑を緩和する技術「EV-DO Advanced」を導入 4月10日から

2012年4月5日 16:16

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「EV-DO Advanced」のイメージ(画像:KDDI)

「EV-DO Advanced」のイメージ(画像:KDDI)[写真拡大]

 KDDI、沖縄セルラーは5日、au携帯電話のデータ通信における無線基地局の混雑を緩和する技術「EV-DO Advanced」を世界に先駆けて導入すると発表した。4月10日より導入を開始し、今年6月末までに全国へ展開する。

 「EV-DO Advanced」は、無線基地局の混雑度合いをリアルタイムに監視し、混雑している無線基地局配下のau携帯電話を、混雑していない近隣の無線基地局に接続させることで、顧客の実効通信速度を向上させる技術。

 同機能の導入により、従来と比べて約1.5倍のデータトラヒックが収容可能になるとともに、混雑する場所では顧客の実効通信速度も平均2倍に向上するという。

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