日本ユニシス、国内初のEVドライブ旅行者向けフリーペーパーを発行

2012年4月2日 17:04

印刷

「るるぶ EVで行こう」表紙(画像:日本ユニシス)

「るるぶ EVで行こう」表紙(画像:日本ユニシス)[写真拡大]

 日本ユニシスは2日、電気自動車(EV)を利用した観光客向けの旅行情報誌「るるぶ EVで行こう」を発行したと発表した。

 「るるぶ EVで行こう」は、EVを利用する旅行者が、自然にやさしいEVで安心してエコドライブが楽しめるよう、「充電スポット情報」や「おすすめ観光スポット」を一冊で紹介するEV観光に特化した国内初の旅行情報誌。

 同誌は、静岡県などの協力を得て、日本ユニシスとJTB法人東京が企画し、フリーペーパーとして発行する。JTB法人東京の有する観光情報と日本ユニシスの有する充電スポット情報を組み合わせ、EV観光を満喫できる情報を掲載している。

 「充電スポット情報」は、両社が提供する観光・宿泊施設の充電スポット情報に加え、観光地周辺および経路にある急速充電・普通充電スポットの位置情報を掲載している。充電スポットの詳細情報や最新情報は、日本ユニシスの充電インフラシステムサービスのWebサイト「smart oasis」でも確認することができる。

 「おすすめ観光スポット」は、JTB東京法人が紹介する観光経路内の充電が可能な観光コースとなっている。また、充電スポットのある観光地や観光施設は、EV観光に適したおすすめルートとして紹介している。観光情報の一部は、JTBのWebサイト「観光情報ナビ」上で、静岡県伊豆エリアの「ECO旅 伊豆」としても紹介し、紙媒体とWebサイトを用いた情報発信を実現している。

 なお、「るるぶ EVで行こう」では、EV観光に積極的な4つの地域6府県(青森県、静岡県、大阪府、和歌山県、兵庫県、熊本県)の観光地を取上げ、紹介している。これら人気の観光エリアの充電スポット情報と各地の食情報やおすすめコースを掲載しているため、安心で充実した旅行計画に使える冊子となっている。

関連記事