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新卒就職支援へ都内4箇所に応援サテライト開設
記事提供元:エコノミックニュース
厚生労働省は19日、大学が特に集中している都内のハローワーク4箇所に新卒応援サテライトを設置した。大学生らの就職支援を強化するとともに、大学と連携した個別の就職支援活動を展開している。
厚生労働省では先月20日に都内西新宿の小田急第一生命ビル内に東京新卒応援ハローワークを六本木から移転させ、ジョブサポーターを増員・拡充させるとともに、3月5日には八王子新卒応援ハローワークもジョブサポーターを増員するなど拡充を図って大学生の就職活動の支援を強化している。
今回新卒支援サテライトを設置したのはハローワーク飯田橋とハローワーク渋谷、ハローワーク池袋、ハローワーク立川。
文部科学省と厚生労働省、経済産業省では今年1月17日から3月末までを卒業前最後の集中支援期間として、期間中に3万5000人の就職を目標に取り組みを進めてきた。2月末で2万2905人の就職を実現している。東京労働局では「就職が決まらないまま卒業した未就職卒業者に対しても6月末まで集中的な取り組みを行い、支援に全力を尽す」としている。
厚生労働省と文部科学省の共同調査によると、今春大学卒業生の2月1日現在での就職内定率は80.5%と前年同期に比べ3.1ポイント改善したものの、7万人超が就職先の決まっていない状況になっている。また短大卒業生も1万7000人が就職先未定の状況とみられている。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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