「拡張満腹感」でダイエットは成功するか

2012年3月18日 16:26

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 手に持った食品だけを拡大してヘッドマウントディスプレイに映し出すことで、食べる量を減らすことができるという「拡張満腹感」の研究成果が発表された(ねとらぼの記事Engadget日本版の記事)。

「拡張満腹感:拡張現実感を利用した食品の見た目の操作による満腹感のコントロール」と題した研究で、東京大学の鳴海拓志氏らが「インタラクション2012」で発表したもの。実験では被験者が満腹になったと感じるまでクッキー(オレオ)を食べ続けてもらったところ、通常サイズでは11枚で満腹になったのに対し、1.5倍に拡大した映像を映し出すと7枚で満腹になったという。逆に3分の2サイズに縮小した映像を映し出した場合は13枚で満腹になったとのこと。

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