三菱電機、EV駆動用インバーター内蔵モーターで業界最小を実現

2012年3月8日 17:01

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「SiCインバーター内蔵モーターシステム」(画像:三菱電機)

「SiCインバーター内蔵モーターシステム」(画像:三菱電機)[写真拡大]

 三菱電機は8日、モーター駆動部であるインバーターのパワー半導体素子をSiC(炭化ケイ素)化してこれをモーターに内蔵した「SiCインバーター内蔵モーター」を開発し、電気自動車(EV)駆動用モーターシステムとして業界最小を実現したと発表した。

 従来のモーター・インバーター別体型に比べて体積50%減(同社比)を実現した。今後、実用化に向けモーター・インバーター一体冷却構造などさらなる小型化・高効率化開発を推進していくという。

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