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Valve Software、専用ハードウェア「Steam Box」を開発中との噂
taraiok 曰く、 PC向けゲームのオンライン配信サービスSteamを運営するValve Softwareが、専用ハードウェア「Steam Box」を開発しているという噂が出てきた。このハードウェアは「Steamをリビングルームに持ち込む」というコンセプトで、ハードウェアおよび対応ソフトの仕様策定に取り組んでいるらしい(The Verge 、本家/.)。
情報をまとめると、ハードウェアはValve Softwareだけでなくパートナー企業からも提供され、ソフトウェアについてもあらゆるメーカーに門戸を開いているという。Steam Boxのハードウェア初期スペックは、DELLのゲーム向けPC「Alienware X51」を念頭に置いて作られており、ソフトウェアは過去にさかのぼってアップデートも可能であるという。
Valve Softwareは1月に開催された「2012 International CES」で、参入の可能性のあるパートナーを対象に手動構築された環境でのデモを行っているとのこと。デモでは一般的なPC用のタイトルが実行可能であり、ライバルであるElectronic Artsのゲームサービス「Origin」すらも起動可能、とアピールしていた模様。ハードウェアとしてはCPUはCore i7、メモリ容量は8GB、ビデオチップはNVIDIA製であることが伝えられている。
また、ハードウェアは3~4年ごとの更新を目標としており、ゲーム開発者のためにライフサイクルを明確にするとしている。加えて、このプラットフォームでは開発キットは不要で、またライセンス料も不要だとしている。
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