ソフトバンク、京都と群馬にメガソーラー発電所を建設 7月の運転開始目指す

2012年3月5日 17:19

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 ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジー(本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義)は5日、京都市による京都市水垂埋立処分場における大規模太陽光(メガソーラー)発電所設置事業者の公募案件において、発電事業者に決定したと発表した。同時に、群馬県北群馬郡榛東村にてメガソーラー発電所建設用地を選定し、メガソーラー発電所建設について榛東村と合意したことについても発表した。SBエナジーは、今年4月中にメガソーラー発電所建設の施工を開始し、再生可能エネルギーの全量買取制度が開始される今年7月1日のメガソーラー発電所運転開始を目指す。

 今回SBエナジーは、京都市で出力規模約2.1MWのメガソーラー発電所を2基(合計:約4.2MW)建設する。年間予想発電量は約420万kWh/年で、一般家庭約1,000世帯分の年間電力消費量に相当する。発電所建設の設計・調達・建設を担うEPC(Engineering, Procurement and Construction)として参加する京セラグループの京セラソーラーコーポレーション(本社:京都市伏見区)と施工業者の京セラコミュニケーションシステム(本社:京都市伏見区)の協力のもと、京都市と連携して2012年4月中に施工を開始する。

 また、群馬県榛東村においては、出力規模約2.4MWのメガソーラー発電所を建設する。年間予想発電量は約268万kWh/年で、一般家庭約640世帯分の年間電力消費量に相当する。EPCのシャープと、土木関連施工を行う佐藤建設工業(本社:群馬県渋川市)の協力のもと、榛東村と連携し、2012年4月中に施工を開始する。

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