三井物産、北海道・網走にメガソーラー発電所を建設 年内の運転開始目指す

2012年2月27日 11:49

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発電所建設予定地(画像:網走市)

発電所建設予定地(画像:網走市)[写真拡大]

 北海道・網走市は24日、今年7月に施行される再生可能エネルギー特別措置法に基づく固定価格買取制度を前提とし、三井物産が能取漁港工業団地内の市有地において、メガソーラー(大規模太陽光)発電所の建設計画を具体化する方針であり、今回、網走市と三井物産の間で、土地賃貸借の条件に合意し契約を締結したと発表した。

 売電先となる北海道電力との詳細協議も進めており、今後、議会で所要の議決を得た後に、三井物産と組む東京海上アセットマネジメント投信が発電所建設に必要な資金を調達するためのファンドの資金募集を開始する予定。その後、諸条件が整いしだい土地の賃貸借を開始するとともに、発電所建設に着手し、年内の運転開始を目指すことになる。

 立地場所は網走市能取港町3丁目4番2。面積は52,962㎡、太陽光パネル容量は1,567kW。建設着工予定は今年6月で運転開始予定は今年12月。

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