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パナソニック、米フォードにHV・PHV用リチウムイオン電池を供給
フォード社「Fusion Hybrid Electric / Fusion Energi」(画像:パナソニック)[写真拡大]
パナソニックは24日、米国のフォード・モーター・カンパニーのハイブリッド自動車(HV)およびプラグインハイブリッド自動車(PHV)向けにリチウムイオン電池を供給すると発表した。搭載車種は、HVでは「Fusion Hybrid Electric」、「C-Max Hybrid Electric」、PHVでは「Fusion Energi」、「C-Max Energi」の計4車種。
パナソニックグループでは、地球環境保護への意識の高まりや原油高騰を背景に、今後急速に拡大することが予測される環境対応車用二次電池の開発ならびに事業を強化している。既に、グローバルで複数の自動車メーカーにHV用ニッケル水素電池・システム、およびHV・PHV用リチウムイオン電池・システム、EV用リチウムイオン電池の供給実績がある。
フォード社には、2004年に「Escape Hybrid」向けにHV用ニッケル水素電池システムの納入を開始。その後、「Fusion Hybrid」、「Lincoln MKZ Hybrid」にパナソニックのニッケル水素電池が採用されている。今回、HV用さらにPHV用として新たにリチウムイオン電池を納入することになり、フォード社とのさらなるパートナーシップを拡大していく。電池は、輸送時の効率と信頼性の向上のため、電池スタック形状で供給される。
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