輸入小麦 政府売渡価格 4月に15%引下げ

2012年2月24日 11:00

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記事提供元:エコノミックニュース

 農林水産省は4月から製粉業者に売り渡す輸入小麦の政府売り渡し価格を加重平均で1トンあたり現行より8940円、率にして15%引下げる。輸入価格の引渡し価格は主要食糧の需給および価格の安定に関する法律に基づき、半年ごとに見直されることになっている。引下げは2010年4月以来になる。

 現在の価格は1トンあたり税込価格で5万7720円。4月から4万8780円になる。小麦の価格低下に伴いパンや麺類の価格が下がることも期待される。

 政府売り渡し価格はアメリカ産(ダーク)ノーザン・スプリング(主にパン・中華麺用)、カナダ産ウェスタン・レッド・スプリング(主にパン用)、アメリカ産ハード・レッド・ウィンター(主にパン・中華麺用)、オーストラリア産スタンダード・ホワイト(主に日本麺用)、アメリカ産ウェスタン・ホワイト(主に菓子用)という主要銘柄の平均値で算定している。

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

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