【チャート・ワンコメント】月足チャートで長期モミ合うフォーカスシステムズ、放れたら大きい

■チャート・ワンコメント（月足）

　　フォーカスシステムズ <4662> （ＪＱＳ）は、５円高の５４８円と前日の３円安から反発。月足チャートの「月末・終値」では、昨年夏場頃から５５０～５６０円での推移が継続、モミ合いが長期化している。

　　今３月期の第３四半期（４～１２月）は、前年同期比５．８％増収、営業赤字２４００万円で、赤字は前年同期の１億４１００万円から縮小した。期首より事業部制から事業本部制へ移行、経営効率向上に取り組んでいる。民間関連事業における既存顧客からの受注及び取引が拡大。

　　今３月期通期では売上前期比３．５％増の１１８億円、営業赤字１億円、１株利益１１．７円の見通し。配当は年１０円継続の予定。

　　公共系ソフト開発で定評がある。情報セキュリティ事業に注力で今後の業績に期待できる。もうしばらくモミ合いが予想されるものの、次期業績が見え始める頃に上放れも。その場合、長期間モミ合っているため上放れた時の上値は大きいとみておきたい。（情報提供：日本インタビュ新聞社＝Ｍｅｄｉａ－ＩＲ）

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