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JFEエンジニアリング、富山県内で大型都市環境プラント建設工事を受注
画像:JFEエンジニアリング[写真拡大]
JFEエンジニアリングは20日、同社を代表とする4社の共同企業体が、富山県の高岡地区広域圏事務組合より都市環境プラント建設工事(ストーカ式焼却炉 255t/日)を受注したと発表した。契約額は72億5000万円(消費税相当額を含まず)。
広域圏を構成する富山県内の高岡市、氷見市、小矢部市の3市では、小矢部市のごみ処理施設が既に廃止され、高岡市、氷見市の両施設も稼動30年を経過し、老朽化が進んでいる。このため、3市は共同して、周囲の環境保全を図る新施設の建設を計画した。なお、新しく建設される施設は、ごみ処理機能に加えて、発電・ロードヒーティング・給湯というかたちでエネルギーの有効利用を実施する。
同社JVは、これに応えるため、同施設において、自社開発のハイパーZシリーズを採用し、独自技術の「高温空気吹き込み」や「排ガス再循環」によって低空気比燃焼等を行い、高効率発電と大幅なCO2削減を提案した。
また、地域特性を十分に考慮し、建屋からの落雪防止策や余熱を活用した場内ロードヒーティングエリアの設置などを施設設計に織り込んでいる。工事においては、積雪期を考慮した施工計画を策定している。
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