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三菱重工、貨物船を転覆しにくくする復元力回復装置と搭載船を開発
記事提供元:スラド
774THz 曰く、 三菱重工は、船舶の復元力回復装置と同装置を搭載したロールオン・ロールオフ一般貨物船(RORO船)を開発した( ニュースリリース、 日本経済新聞の記事)。
復元力回復装置は、損傷により浸入した海水を船底部の空きスペースに導くことで、重心をすばやく下げて復元性を高めるというもの。海上人命安全条約(SOLAS)の改正により、航行時の安全性に関する規制が強化されたことを受けて開発された。復元力回復装置が搭載されるのはRORO船のほか、自動車専用運搬船およびフェリーの3船種。いずれも船の上部に自動車の積載スペースがあり、浸水時に船体が傾きやすい構造となっている。
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