南極最大の氷底湖「ボストーク湖」にロシア研究チームが到達?

2012年2月8日 10:30

印刷

記事提供元:スラド

 tarxz 曰く、

  朝日新聞デジタルの記事によれば、ロシアの研究チームが、南極の氷床の表面から 3768 メートル下にある淡水湖であるボストーク湖の調査において、氷を掘削して進めてきたドリルが湖の表面に達したとのことである。これは、南極の氷底湖に到達した史上初の例となる。

 より詳細な情報は、National Geographic の記事にあるが、まだ公式発表がないとのことで真偽は不明なものの、ボストーク湖にかなり肉薄していることは事実なようだ。

 ボストーク湖は 50 万年以上にわたって氷に閉ざされていると見られているが、鉱物をエネルギー源とする微生物が存在するという話もあり、近いうちに新たな発見がなされそうである。

 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | 地球 | サイエンス

 関連ストーリー:
しらせ、接岸を断念 2012年01月24日
北極・南極に同一種とみられる235種の生物を発見 2009年02月16日
南極大陸に隠れていた川を発見 2006年04月22日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事