NTT東日本とZ会、「光iフレーム2」を活用した通信教育を提供開始

2012年1月30日 17:04

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「はじめてまなぶえいご」学習画面イメージ(画像:NTT東日本)

「はじめてまなぶえいご」学習画面イメージ(画像:NTT東日本)[写真拡大]

 通信教育大手のZ会とNTT東日本は27日、家庭における新たなICT教育シーンの創出ならびに普及拡大に向けて、新たな学びの形として、Z会が提供するデジタル通信教育「デジタルZ」を、NTT東日本の「光iフレーム2」ならびに「フレッツ・マーケット」を利用する顧客へ、今年4月より提供開始すると発表した。

 近年、教育分野においては、ICT活用による学習効率の向上や学ぶ意欲・楽しさの醸成等の効果を期待した、タブレット端末やスマートフォンなどの情報機器と生徒一人一人の学習状況を把握するラーニングマネジメントシステムとの連携を図った新たな学習スタイルが登場した。これら新たな取り組みは、学校や企業等の教育現場で導入され始めた一方、家庭への導入については、所有する端末仕様がまちまちであったり、宅内ブロードバンド環境の有無等が課題となっていた。

 「デジタルZ」は、Z会が幼児・小学校低学年向けの講座としてAndroidOSを用いたタブレット端末向けに提供・開講する新たな通信教育教材。画面をタップする直感的な操作を通じて、基礎的な内容を楽しみながらしっかりと学び、身につけることができる。また、子どものやる気を維持・向上させていくことを目的に、毎月、端末での学習終了後、先生が個人の学習状況に応じて生徒にメッセージを送る、双方向コミュニケーションの仕組みも取り入れた通信教育となっている。

 「デジタルZ」の第一弾教材として、はじめて英語を学ぶ6歳から8歳の幼児・小学校低学年の児童を対象にした「はじめてまなぶえいご」を、4月より提供開始する。主に音声を「きく」ことを重視した学習形式で、身近なものを表す英単語に繰り返し触れてもらい、無理なく英語の世界を広げていく。また今後は、「かがく」など他の科目も提供する予定。

 教育分野における更なるICT活用の進展を見据え、今回の協業により得られた成果やノウハウをもとに、Z会は小学校高学年から高校生また大学生・社会人向け教育への拡大を進めていくとともに、NTT東日本はICTを活用した新たな教育シーンの創出を積極的に進めていく方針。

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