ソニーの暗号技術「CLEFIA」が国際標準規格に採択

2012年1月30日 10:45

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記事提供元:スラド

 dodonga 曰く、

 5 年ほど前の /.J 記事で紹介されたソニーの共通鍵ブロック暗号「CLEFIA」だが、ISO/IEC での最終承認を経て軽量暗号 (Lightweight Cryptography) の国際標準規格 ISO/IEC 29192 の一つとして採択された (ソニーのニュースリリースより) 。

 CLEFIA は、米国政府標準暗号 AES と同じインタフェースに対応し、ブロック長が 128 ビット、鍵長は 128 ビット、192 ビット、256 ビットから選択可能なブロック暗号。CLEFIA は最新の暗号設計理論をベースとして高い安全性を保ちつつ、コンパクトな実装に適した一般化 Feistel 構造を採用し、演算量を低く抑えつつ安全性を確保できる「拡散行列切り替え法」や、データ処理部と鍵スケジュール部の部品の共通化などを行っている。従来は両立が困難であったハードウェアとソフトウェアでの効率的な実装を同時に達成しているとのことだ。

 リソースが限られた機器や省電力性が求められる機器においても高い性能を発揮することが可能で、スマートカードやRFIDタグ、センサーネットワーク、医療機器などでの利用にも適しているという。

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単位ゲートあたりの処理が世界最速の共通鍵ブロック暗号「CLEFIA」 2007年03月23日

 

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