13歳以上18歳未満も「Google+」が利用可能に、AKB48の未成年メンバーも参加

2012年1月27日 21:33

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「Google+」にAKB48の未成年メンバーも参加

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 グーグルは27日、本日より、13歳以上18歳未満も「Google+」に参加できるようになったと発表した。

 これまで「Google+」の参加登録は18歳以上に限られていたが、世界のインターネットユーザーの中でも、18歳未満の若い年齢層の占める割合はとても高いと言われている。グーグルは、13歳以上の青少年らに、現実世界と同じかそれ以上のつながりをウェブ上で体験してもらいたいと考え、今回「Google+」を安全に気持ちよく使ってもらうために、青少年向け機能を用意した。

 「サークル」は、適切な情報を適切な相手と共有するために、相手をグループ分けできる機能。「Google+」では、最近の出来事を共有するとき、通常はプライベートにするか一般公開にするかを選択できるが、18歳未満が「一般公開」、もしくは「友だちの友だちサークル」を選んだ際は、「一般公開で共有すると、あなたのサークルに追加していないユーザーがあなたの投稿を閲覧したりコメントできるようになります」というメッセージが表示される。また、初期設定では、サークルにいる人以外はユーザーにコンタクトすることができない仕組みになっている。特定のユーザーをブロックするのも、設定から簡単に行える。

 さらに、最大で10人が実際に顔を見ながら会話できるハングアウトという機能も、未成年らが安心して使えるようになっている。もし、ある青少年がハングアウトを楽しんでいるとき、サークル外のユーザーが参加してきた場合、その青少年が自動的にハングアウトから退出する仕組みになっている。本人の画面には、なぜ退出したのかを説明するメッセージが表示されるため、再度参加するか、ハングアウトから完全に退出するかを選ぶことができる。

 また、本日オープンした「Google+ 安心利用センター」では、これらの機能をさらに詳細に、分かりやすく説明している。

 「Google+」にはすでに、アメリカの人気ドラマ「GLEE」や、アニメチャンネルの「Nickelodeon」など、世界中のティーン向けのコンテンツが続々と登場している。日本では、これまでは利用していなかったAKB48の13歳~17歳のメンバーが本日から参加している。

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