うるう秒廃止、ITUが決定を延期

2012年1月21日 14:29

印刷

記事提供元:スラド

うるう秒の廃止について協議した国際電気通信連合(ITU)の無線通信総会(RA-12)は、さらなる調査が必要として決定を延期した(ITUのプレスリリースtimeanddate.comの記事AFPBB Newsの記事asahi.comの記事)。

うるう秒の廃止についてはITU-Rの研究グループがUTCの再定義に関する勧告をまとめており、RA-12で勧告の是非について投票を行う予定になっていた(/.J記事)。しかし、主要国の賛否が別れた上、問題を理解していない国もあるとして採決は行われず、2015年の会合で再度協議することになったとのこと。うるう秒の廃止については、23日からジュネーブで開かれるWorld Radiocommunication Conferenceでも議題に上る予定。 スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | テクノロジー | 地球 | スラッシュバック | サイエンス | idle

 関連ストーリー:
今年6月30日(日本時間では7月1日)にうるう秒 2012年01月07日
「うるう秒」の廃止、来年1月にも決定か 2011年07月02日
「うるう秒」廃止へ ? ITU が新方式を検討中 2010年08月26日
ひかり電話のうるう秒調整は 9 時が 2 回 2008年12月17日
来年元日に「うるう秒」挿入 2008年09月17日
公衆電話トラブルの原因は「うるう年」 2008年02月05日
うるう秒からうるう時間へ? 2006年09月07日
今年末の新年カウントダウンは「うるう秒」で一味違う 2005年07月07日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事