Apple、教科書出版ビジネスを電子書籍で破壊するのか

2012年1月19日 18:46

印刷

記事提供元:スラド

danceman 曰く、 教科書出版分野への参入を視野に入れていると噂されるAppleは現地時間の19日(日本時間では20日)、ニューヨークで開催されるイベントにて、簡単に電子書籍を作成できるツールを発表するだろうとのこと。他にも、同じ教科書のユーザー同士がモバイル上で交流できるツールなども紹介されると見られている(本家/.Ars Technic a記事)。

 これまでの電子書籍作成ツールの操作は複雑であり、著者および出版社からは「GarageBandで簡単に曲を作れるような感覚のシンプルなアプリ」が求められたというが、こうした声に応えるePub3対応「書籍版GarageBand」がお披露目されるとのこと。

 スティーブ・ジョブズは亡くなる前、「機は熟し、いよいよ年間80億ドルの(教科書出版)ビジネスを破壊する時がきた」と語っていたが、Appleの新ツールで教科書制作が簡単に行えるようになればコンテンツが充実し、ジョブズ氏の予言通りとなるのだろうか。

 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | 書籍 | アップル

 関連ストーリー:
プログラマーが電子書籍のデザインを台無しにしている? 2012年01月13日
オライリー、電子書籍専用タイトルを展開。ePub形式でリリース 2012年01月13日
Amazonが国内出版社に提案した電子書籍関連の契約書が話題に 2011年10月31日
ジョブズの公式伝記、日本では電子版も紙版も海外と比べ倍の価格に 2011年10月26日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事